002-土壁の家

2011年10月25日 (火)

土壁の家-いい色だしてます!

設計事務所 a-cafe 清水です。

土壁の家!

左官屋さんご夫婦(お施主様)と、地元工務店さんと、地元業者たちと、設計者と、みんなで造った土壁の家、いよいよ完成見学会です。

最新情報UPします。

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いきなり渋い写真から。。。柳障子と呼ばれています。
シンプルですが、奇麗です。

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風の抜け道。

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床の御影石と施主様調合レッド!ええ色です!是非実物も!

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建具屋さんええ仕事してくれてます!

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もういっちょ!好きな色。

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施主様セレクトボール。
扉一枚です!橋本工務店デザイン!開けにきてください。

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2階に行って、

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クロス屋さんが和紙を施工中でした。もう少し!

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こんな窓用意しました。。。風と会話と、運んでくれるかな。

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下からです。

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手刻みと照明と。。。

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ええ色、黒で、深い深い紺にも感じ。。。

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最後見返り美人!

こんな感じです。もう少しです!

おまけ。

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2011年10月20日 (木)

間もなく完成見学会!

設計事務所a-cafe 清水です。

久方ぶりの更新で、いきなり見学会案内ですいませんです。

お施主様の御厚意で見学会を行うことが出来ました。

TOPページに案内状UPしています。

込栓、ハナ栓、手刻み、自然素材、和瓦、設計コラボ、、、是非この機会に!

橋本工務店さんのブログ→土壁の家
(ブログ左カテゴリ参照ください。)

で工事状況が詳しく見ることが出来ます。

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田の字型のオープンキッチンです。

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施主様が左官屋さんなので、砂ずりは生活ともに変化していくようです。
(おりを見て仕上げていかれます。既に一部素敵な配色がお目見えしているようです!)

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現場状況が飛びすぎまして。。。

現場写真、時を戻して後程記録UPしたいと思っています。

では、TOPページの詳細案内ご確認の上、

ご都合のつく皆々様、お待ちしています!

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2011年6月22日 (水)

土壁の家-田の字とつづき間

設計事務所a-cafe 清水 亨です。
ここ最近図面作業に事務所にこもっていたので、
陽気な天気に誘われるように現場に足を運びました。

軒の出6尺の扇垂木の経蔵を見たあと、少し興奮して

土壁の家へと向かいました。

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久しぶりの更新ですいません。
外観の雰囲気もぐっと変わっています。
(→荒壁の裏返しやサッシュも取付の記事を橋本さんがUPされてます。)

土壁の家の内部の雰囲気がどうなっているか。体感してきました。
写真右手のヴォリームの張り出した部分が庵をイメージし、
おもてなしの空間であり、近い将来2世帯の住まいも可能な部屋としています。

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アプローチごしに縁側を持つ、和室のつづき間です。
優しい光が差し込んでいました。縁側からアプローチ・土間を介して
家族室(リビング、ダイニング)が見えます。視線が抜けるので家の拡がりを感じます。
(プランニングの際、視線の抜けは大事ですね。)

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そして一枚目写真の中心(土間)から左側が田の字プランの家族室になっています。
現場ではもっと明るかったのですが、、、下はちょっと前の時期の写真です。

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中心にシンボル的な大黒柱があり、キッチン、食事室、和室、書斎を田の字型で処理しました。
田の字プランの特性を活かし、スペース・広さを自由に調整できます。
以前の住まいでも、いつも家族が同じ場所に集う!という仲のよい施主様にピッタリと考えました。

縁側を持つつづき間(庵)、と田の字(家族スペース)。ふたつの異なる空間が土壁の家に存在します。
そして形態的には異なるようでいて、柱・梁の軸組みで構成された解放的な空間は、
建具(引戸、障子)によってスペースや光や風等を自由にコントロールするという共通点もあります。
2つがいい感じで寄り添います。

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2階です。
2m近い多雪区域であることと、この地域の年間風向な南北方向が占める割合が高いため、
屋根は南への片流れとし、ヴォリュームを東西に長くしました。
今日は日中蒸し暑かったのですが、室内は心地よい風が北から南へ終始感じることが出来ました。

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そして土壁の状況!

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至る所で見れる込栓、そしてハナ栓。
(ワンピース好きには白ひげのおやっさんのようです。)

八幡東町の家が壁による小さな個室をランダムに配置し、中庭、通り庭等の外部や縁で緩やかに繋いだのに対し、
土壁の家は日本の民家や町家にみられる田の字、つづき間の柱・梁の軸組みと建具による開放的な住まい。
ブルーノタウトが桂離宮・日本建築を誉めちぎった事が頭によぎった。

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2011年4月 7日 (木)

土壁の家-構造見学会のお知らせ

設計事務所 a-cafe 清水です。

いよいよ今週末、来週末と八幡東町の家、オープンハウスです。
現在皆様に少しでも楽しんで頂けるよう準備中です。

そして楽しんで頂けるタイアップ企画のお知らせです。

土壁の家!(設計:a-cafe+橋本工務店、施工:橋本工務店)
9日(土)、16(土)の午後に構造見学会をされることが決まりました。
(私は行けませんが、設計コラボの橋本さんが窓口でおられます。)

詳しくは→コチラ、また八幡東町の家のオープンハウス会場にも案内状置きます。
(私の記事下にあります。私を先に紹介頂き嬉しいかぎりです。)

私も今週、土壁の家覗いてきました。

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土壁施工されてます。
私が急に立ち寄ったので、作業は見れませんでした。(残念)

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土壁の工法を活かす、手刻みの仕事が間近で見れる機会です。
土壁の家!当然ですが、土壁が構造耐力壁を担い、スジカイや構造用面材は使っていません。

土壁の家は私の家から車で15分程度。是非、この機会に土壁の家も見てみてください。
(橋本さんのブログ:土壁の家も更新されています。読んで楽しいです。)

タイアップ企画-1:土壁の家!構造見学会も足をお運びください。

(この企画にご理解頂いたお施主さんにお礼を申し上げます。)

さて、その1)に続き、縁あって

その2)八幡東町の家、2階にてリース(クリスマスに玄関に飾るやつです。)販売予定
その3)八幡東町の家、2階にてクッキー販売予定

と、せっかくなので、少しでも楽しんでもらえたらと2階は息抜きコーナーです。

とタイアップ企画1~3!盛りだくさんでお待ちしています。

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2011年3月27日 (日)

バンブー建築? 土壁下地、美しいです!

設計事務所 a-cafe 清水です。

土壁の家、大屋根の瓦のってきました!

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葺き下ろしのムクリ屋根!迫力満点です。
ぐいっと伸びる外壁は玄関までのアプローチ空間にヒキ、奥行きを与えます。

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そして土壁の下地の竹が奇麗に格子状に組まれています。

そして私が建物に入ると同時にお日様が照ってきました。じゃん!

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めちゃくちゃ奇麗に光が竹格子から入ってきます。
今建築界でちょっとしたブームのバンブー建築です!

隈研吾先生の作品をちらっと頭の片隅をよぎりました。(言い過ぎですか。)
小豆島プロジェクトの方が近いかな~。
(興味のある方は隈研吾って検索してみてください。美しい竹の建築に出会えます。)

さて脱線しましたが、一般には小舞い壁と呼ばれる昔からある壁の下地です。
美しい!ってことは合理的、機能的で、しっかりしている!と思います。

また土壁、昔ながらの伝統工法の住まいもしっかりしている!ってことを検証して
取組まれている活動があります。→コチラ
(伝統的工法の住まいを、まるまるユサユサって揺らしてます!)

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1階家族室の見上げです。
土壁の家は積雪170cmの多雪区域です。つまり寒いです。
吹抜けは、、、寒い地域に私はあまりお勧めしません。

土壁の家の家族室は勾配天井で、吹抜け!とまではいきませんが、
空間に拡がりを、タテ方向にも気を配りました。

この写真に仕掛けがもう一つあります。まだ秘密です。

土壁の家!順調に工事進んでます。
→橋本さんのカテゴリの「土壁の家」に更に施工状況詳しくみれます。

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2011年3月13日 (日)

土壁の家-建方-屋根仕舞中

土壁の家-続けてupします。設計事務所 a-cafeです。

二日目は仕事で覗けませんでしたが、
夕方6時くらいでしょうか?図面を書きながら窓を眺めると吹雪いています!

三日目の朝、長浜平野部で5~6cmは雪が積もりました。

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夕方、状況確認にいきました!
かっこいい!葺き下ろしの下屋は金属屋根ですが、距離があるので、
若干ムクらしました!かっこいい!効いてますね!
少しのムクリ(曲面)が奥というか、面を小さく見せてくれます。

屋根に敷かれているのは杉の厚板です。

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場所は違いますが、杉の厚板を室内から見た状況です。
登り梁、杉の厚板がそのまま天井の仕上げとなります!

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ちょっと北側から引いて撮ってみました。

そして5日目、今日は屋根の板金の色決めもあり、施主様と、橋本工務店さんと
現地に集合しました。

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さらに進んでます!大屋根はルーフィング材も完了。下屋の方も本日中には完了予定。
と見る見るすすんでいきます。

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断熱材が隠れていきます。アプローチからの写真です。

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下屋の鼻先のディテールです。かっこいいです。
が写真が悪いです。すいません。

→建て方完了です。の橋本さんのブログにも他写真あります。

土壁の家!順調にスタートです!
今日決まった板金。ちょっと楽しみです。


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土壁の家-無事建方完了!

設計事務所 a-cafe 清水 亨です。
土壁の家-3月8日!当日の天気予報-雪。。。でしたが、

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なんとか天候に恵まれ、建て方無事スタートしました!
これも施主様はじめ、そこに係わられた皆々様のたまもの!と感じました。

ちなみに、前回の記事に記載していた基礎立ち上りの秘密兵器の威力
橋本さんブログ参照

ほんとに美しいコンクリートでした!

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そして、美しいコンクリ記事にあったハナ栓!です。
350本のコミ栓も次から次へとコンコンコン!って打たれます!

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施主様が棟木を納められました!見ていてジーンときます。

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そして順調に一日目が修了していきます。

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2011年2月10日 (木)

土壁の家!-基礎CON打設立ち合いました。

設計事務所 a-cafe 清水です。
明日から3年ぶりの大雪だそうです。
しかし、年末、1月末と湖北、北陸はすでに大雪でしたが、、、。

配筋検査UPに続き、怒涛の基礎CON打設立ち合ってきました。

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奥に雪が見えます。
橋本工務店さんの雪どけなければ、同じように雪が残ったままでした。。。

無事、3年ぶりの大雪の合間をぬってCON打設です。
で、外周部立ち上がりは浮き型枠で底盤と一体打ちです。

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底盤と一体打ちのため、人と手間はかかります。
こんなふうに、打設とは別に立ち上がり部にも配慮がなされます。

多くのは1回目のCONに底盤打設、2回目立ち上がり。
打継面の100%の止水処理は不可能でしょう。

私もマンションの現場監理を行っていた際、
ルーフバルコニーに面する出部屋は必ず浮き型枠で一体打ちとしてました。
(そこに構造スリットが入るので更に複雑ですが、、、)

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そして今回の秘密兵器:ロータリースペーザです。
→詳しくはこちら、橋本さんブログに記載あります。

外周部は化粧打放し仕上げです。その仕上げをより美しくするための秘密兵器です。
橋本工務店さんも初の試みとのことです。
型枠脱型後を楽しみにしてください。ちなみに、秘密兵器で外周部を廻っていた職人さんも楽しみって言ってました。

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そして土壁の家は施主様が左官屋さんです。
施主様自ら綺麗に均し作業が行われていきました。

無事CON打設です!
立ち上がり脱型後!楽しみにしていてください。

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土壁の家!配筋検査-瑕疵担保検査立ち合い

設計事務所 a-cafe 清水 亨です。

土壁の家!現場記録です。
私が更新を怠っている間に設計コラボ-橋本工務店さんの現場記録UPされています。
リンク先ブログの左:カテゴリ-の土壁の家をクリック頂くと、先日の大雪の記録もあります。私、テレパシー気づかず、自邸のDIY中でした。

さて、先日、瑕疵担保履行法の基礎配筋検査に立ち会ってきました。

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綺麗に配筋されています。
そして1階床面積+玄関ポーチ土間。合わせれば100㎡越え。
近い将来、2世帯も考えての設計になっています。

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そして、  こんな感じで瑕疵担保の保険責任法人の機関によるチェックが行われます。
施工者が受ける検査ですが、私の自邸、八幡東町の家をチェックした保険法人では、
設計事務所の立ち合いを要求していると、言っていました。余談です。

無事、施工写真を撮られ、合格しました。

そのあと、橋本工務店さんと、刻みの工場に同行しました。Img_0409

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1か月後の建前に向けて急ピッチに刻み作業が行われてます。

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先日訪れた時とは、墨付け、穴あけ、作業位置、刻み済材料の配置というか、
フォーメーションが変わってました!
あと一か月ですが、棟梁に笑顔がありましたし、順調だそうです。

橋本工務店さんは、週一程度で近くをよった際、顔を出され、状況確認だそうです。

まだまだ刻みは続きますが、あの材料が一気にくみあがる!
建ち前楽しみです。 そして私はいろんな所に顔を出し、経験値UPしていきます。

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2011年1月16日 (日)

土壁の家-刻み現場行ってきました!

昨夜から猛烈な寒気が訪れ、長浜は雪一面です。
設計事務所 a-cafe 清水亨です。

先週、土壁の家。お施主さんと仕上材、フローリング、天井、建具等々、現物を確認・共有する会がありました。
会といっても、設計コラボ橋本工務店さんのお宅訪問です。

ちなみに、完成して半年が経ちます。私は半年前のオープンハウスにも行っています。
オープンハウスのその後を見れるのは貴重な体験です。

すでに生活されているので、写真は撮れませんですたが、
橋本氏がオープンハウス当時にブログで写真を沢山載せておられます。
こちらをお楽しみください。

ブログでのオープンハウス-1

ブログでのオープンハウス-2

と、自然素材、県産材をふんだんに使った木の香りのする家です。
香りまではお伝えできませんが、今も玄関入ったら木の香りに包まれます。

土壁の家の仕上げイメージ、空間、香りを体験し、今後の参考にされてました。

さて、現場は年末に地盤改良が行われました。

そして現在工場で刻み作業、真っ最中です。行ってきました。

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墨付け作業が行われ、

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長さ=高さ方向の基準が示され、

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手刻み風景です。

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で手刻みの仕口が出来あがります。

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仕口が繊細な箇所は、保護しておいてあります。

また、棟上げの日、木槌の心地よい音を聞くことができます。
楽しみの一つです。 

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